コバヤシクエスト 〜Lv3 ソフトウェア編 総論 〜

皆様こんにちは。本日よりソフトウェア編の解説をいたします。
具体的な内容がかなり入り組んでしまうため、今回は今後の概要をお伝えしようと思います。
下記図が全体を俯瞰したものになります。



それでは総論編を見てまいりましょう!

OS

OS(Operation System)は、ハードウェアを制御しながら、コンピュータ全体を管理するソフトウェアです。

OSは、狭義のOSと広義のOSに分けることができます。
狭義のOSは、ユーザ管理、記憶管理、入出力管理、タスク管理といった機能を持つ、システムの基盤となる制御プログラムを指します。
広義のOSは、人が記述したプログラミングをコンピュータが理解できる機械語へ翻訳する言語プロセッサ、OSの機能補完をするサービスプログラムなど、システム全体の運用を支えるソフトウェアにより構成されます。

OSの役割は非常に広いため、システムの基盤となる狭義のOSと、その基盤の上でコンピュータ全体を支える広義のOSに分類することで、役割の違いを明らかにする実益があります。

ミドルウェア

ミドルウェアは、OSとアプリケーション、または異なるアプリケーション間で通信やデータ交換を管理するソフトウェアです。
その機能は、OSとアプリケーションの中間的な位置付けで、特にOSにはないアプリケーションとの橋渡しの機能を持ちます。

一例としてはデータベースやWebサーバを利用する際にユーザーとアプリケーションの通信の仲介を行います。

アプリケーション

アプリケーションは、ユーザーの目的に合わせた特定の機能を提供するソフトウェアです。
特定の業務用途で利用するアプリケーションから私たちの日常生活で利用するアプリケーションまで、幅広い種類があります。
ハードウェアを制御しながらコンピュータ全体を管理する汎用的な機能を持つOSと比較して、アプリケーションは個々のユーザーの利用目的に合わせた機能を提供する点で個別具体的な機能を持ちます。

アプリケーションの一例としては、会計ソフトなどの特定の業務用途に利用されるアプリケーションや、PowerPointやエクセルといった特定の業務用途に限定されないアプリケーションなどがあります。


以上ソフトウェア編の総論を見てまいりました。
次回からはそれぞれ具体的な内容に入っていきたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました。

                                                        小林 大洸

タイトルとURLをコピーしました