AI投資のROI測定と経営層への説得
なぜ大半のPoCが本番稼働に至らないか
発行:合同会社ワイズラボ
/ 全20ページ / 2026年4月
AI投資のROI測定と経営層への説得
なぜ大半のPoCが本番稼働に至らないか
こんな方におすすめ
- AI投資の意思決定を合理的に行うための判断材料が欲しい経営者・IT責任者
- PoCから本番稼働への移行に苦戦している、または今後直面しそうな担当者
- AI施策のROIを経営層に説得力を持って説明したい方
目次
- 1. はじめに ── AI投資の「不都合な真実」
- 2. AIプロジェクトはなぜ失敗するのか
- 3. AI ROIの測定フレームワーク
- 4. 成功企業に学ぶ ── 勝者と敗者を分けるもの
- 5. 経営層を説得するための実践アプローチ
- 6. 業界別のROIベンチマーク
- 7. 日本企業にとっての示唆
内容紹介
AI投資は急速に拡大しています。しかし、投資額の増加と事業成果の間には、深刻なギャップが存在します。RAND Corporationの2024年の調査によれば、AIプロジェクトの80%以上が失敗に終わっており、これは非AIのITプロジェクトの失敗率の2倍に相当します。S&P Globalの2025年の調査では、AI施策の大半を断念した企業が前年の17%から42%に急増したと報告されています。
問題の核心は、技術ではありません。BCGの調査によれば、AIプロジェクトの課題の約70%は人とプロセスに起因し、純粋な技術的問題はわずか約10%にすぎません。多くの企業がPoC(Proof of Concept: 概念実証)までは到達するものの、そこから本番環境へのスケールに失敗する「PoCの死の谷」に陥っています。
一方で、AIから実質的な事業価値を引き出している企業も存在します。BCGはこうした企業を「Future-Built企業」と呼び、その特徴として、リソースの70%を人・プロセスの変革に投資すること、施策の数を絞って集中投資すること、そして経営トップが自らAI活用にコミットすることを挙げています。
本ホワイトペーパーでは、AIプロジェクトが失敗する構造的な原因を分析し、ROIを適切に測定するためのフレームワーク、そして経営層を説得して投資判断を引き出すための実践的なアプローチを解説します。
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